石積み・野面の方法
野面積み、空積みなど石積みの方法と種類の解説など。
石積みの定義は?
石積みは、土留めをかねた外壁として、日本各地に見られます。
一般に勾配が45度以上のものを石積みといい、それよりも角度が緩やかなものは敷石や石張りと呼ばれます。
石積みは崩れないこと、つまり安全性が何よりも重要です。
このことを基本原則として、さらには見た目の美しさや石の風合いを活かしたデザインを追求することになります。
方法はどんなものがあるの?
石積みの方法には、大きく分けて「練積み」と「空積み」の2種類が存在します。
練積みとは、コンクリートやモルタルを使用して石を積み上げていく方法を指します。
安定性に優れており、5メートル程度の高い外壁にも用いられます。
ただし、雨水が溜まって石が崩れないように、水抜き用の穴を設ける必要があります。
空積みとは?
空積みとは、コンクリートやモルタルを使わず、割栗石や砂利を用いて石を積み上げる方法です。
練積みと比べると構造が不安定になりがちなので、高く積むのは危険とされます。
法律によって高さが2メートルを超える石積みについては、資格がないと認められません。
野面積みとは?
比較的に簡単な石積みの方法としては、野面積みが挙げられます。
自然石を利用して、それぞれの石の風合いを考慮しながら、面を一様に揃えるようにして積んでいく方法です。
下部の石に安定感を持たせながら、その上に胴石(間に積む石)や、さらに角の直角な石を積んでいきます。
荷重を集中させること無く、それぞれの石に分散させることで構造が安定します。
自然の石の個性を活かしながら、バランスとデザインに配慮すること。
それが野面積みのコツといえるでしょう。
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石積み
石材の各部の名称など石積みの基礎知識や、本文で紹介してある野面積みなどの写真も載っています。
石積みの種類
石の素材・加工方法などによる石積みの種類を写真付きで多数紹介しています。